2026年都立高校入試、全日制課程で分割募集の廃止、通信制課程の前期・後期募集を導入
出典:東京都教育委員会
東京都教育委員会は令和8年度の東京都立高等学校入学者選抜についての実施要項・同細目を公表した。
大きな変更点は、全日制課程の分割募集の廃止、通信制課程の前期選抜・後期選抜が導入されること。
令和8年度の東京都立高等学校入学者選抜は、推薦に基づく選抜が1月9日(金)〜16日(金)が願書受付期間、1月26日(月)・27日(火)が検査実施日、2月2日(月)が合格発表となる。
学力検査に基づく検査の第一次募集は、1月30日(金)〜2月5日(木)が願書受付期間、2月21日(土)が検査実施日、3月2日(月)が合格発表。第二次募集(インフルエンザ等追試験)は、3月5日(木)が願書受付期間、3月10日(火)が検査実施日、3月13日(金)が合格発表。
入試の主な変更点としては、全日制課程における分割募集を廃止する。これまでは都立高校へ入学を希望する生徒に対するセーフティネットとして実施してきたが、近年は第二次募集がその役割を果たしているという背景からの廃止となった。なお、定時制課程においては継続して分割募集を実施する。
また、通信課程においては、前期選抜・後期選抜を導入する。これまでは4月上旬におこなってきたが、近年通信制課程を第一志望とする生徒が増加傾向であることを踏まえての導入となる。
前期選抜は第一次募集と同じ時期に、後期選抜はこれまでと同様に4月上旬に実施するとのこと。
他にも、困難を抱える生徒の多様なニーズに応えることができるよう、学力検査の得点と調査書点の比率について7:3と10:0の両方の方法で算出しどちらか高い方で選抜する方法を深沢高校で実施、定時制課程においてこれまで第二次募集のみ設けていた志願変更の廃止などの変更がされる。
このほかの詳細は東京都教育委員会のWEBサイトをご確認ください。
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