福島で学び、英語で伝える3日間 ブリティッシュヒルズ「Premium Series」を中3目線で読み解く

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特集|中学3年生の春休みに

福島で学び、英語で伝える3日間
ブリティッシュヒルズ「Premium Series」を中3目線で読み解く

2027年2月28日(日)〜3月2日(火)/対象:中学3年生〜高校2年生/旅行代金 98,000円(税込)

募集チラシ(PDF)を見る

受験が終わったあとの春休み、「せっかくだから何か新しいことに挑戦したい」と考えている中学3年生も多いのではないでしょうか。今回ご紹介するのは、福島県天栄村にある英国風の研修施設「ブリティッシュヒルズ」が企画する2泊3日のプログラム「Premium Series 福島で学び、世界へ伝える3日間。」です。

東日本大震災・原子力災害の現場で学び、英語のレッスンを受け、最後に自分の考えを英語で発信する――という流れで組まれています。本記事では、運営母体である神田外語グループ(神田外語大学)の取り組みもあわせて紹介しながら、中学3年生が参加を考えるときに確認しておきたいポイントまで整理しました。

目次

  1. ブリティッシュヒルズってどんな場所?
  2. 神田外語大学と「福島」のつながり
  3. プログラムの全体像(事前学習→本番→事後学習)
  4. 3日間のスケジュール
  5. 基本情報と費用
  6. 中3が申し込む前に確認したい5つのこと
  7. まとめ
  8. 公式サイト・参考リンク

1. ブリティッシュヒルズってどんな場所?

ブリティッシュヒルズは、神田外語グループが1994年に福島県天栄村に開設した宿泊施設兼国際研修センターです。キャッチフレーズは「パスポートのいらない英国」。標高約1,000mの羽鳥湖高原にあり、約7万3,000坪の敷地にマナーハウス(英国の荘園領主の館)や、12〜19世紀の建築様式を再現したゲストハウスが並んでいます。

神田外語大学の資料によると、イギリスやオーストラリアなど旧英連邦諸国出身のスタッフが多く在籍しており、自然に外国人スタッフと英語でやりとりできる環境が整っているとのこと。来訪者は延べ100万人を超えています。

今回のプログラムでは、英国のボーディングスクール(寄宿学校)をイメージした寮に宿泊し、オックスフォード大学の食堂をモデルにした「Refectory(リフェクトリー)」や「Dining Hall」で食事をとります。映画で見るような空間で数日間を過ごすこと自体が、中学生にとっては大きな刺激になるはずです。

2. 神田外語グループと「福島」のつながり

このプログラムを理解するうえで知っておきたいのが、運営母体である神田外語グループと福島県の関係です。

● 福島県と包括連携協定を締結

神田外語グループは2023年に福島県と包括連携協定を結び、教育活動を通じた連携を進めています。震災後は、ブリティッシュヒルズを復興支援の拠点として位置づけてきました。

● 学生がつくった日英2言語の「震災復興新聞」

震災から15年の節目に、神田外語大学のゼミ生19名が福島県浜通り地域を取材し、日英版の新聞『福島とともに(Together with Fukushima)』を制作しました。完成した新聞は2026年に福島県や復興庁へ贈呈されています。「現地で見て、聞いて、それを英語で世界に伝える」という点で、今回のプログラムが目指すゴールと重なる取り組みです。

3. プログラムの全体像(事前学習→本番→事後学習)

このプログラムは、現地での2泊3日だけで終わりません。前後にオンライン研修があり、3段階で構成されています。事前・事後学習は、推薦入試・総合型選抜の指導を専門とするリザプロ株式会社が担当します。

STEP 1|Before 事前学習(2月18日・オンライン)
福島・震災・復興について基礎知識を身につけ、「現地で何を見たいか」「何を知りたいか」「自分は何を世界へ伝えたいか」という自分なりの問いを持った状態で本番に臨みます。参加できない場合には、アーカイブでの視聴が可能です。
STEP 2|Main Programme 本番(2月28日〜3月2日・2泊3日)
福島の現地で「知る」→ブリティッシュヒルズで英語を使って「考える」→自分の言葉で世界へ「伝える」。英語を学ぶこと自体ではなく、英語で「何を伝えるか」を考えることに重点が置かれています。
STEP 3|After 事後学習(3月9日・オンライン)
「何を学んだか」「自分の考えがどう変わったか」「この経験を今後どう活かすか」を言葉にして整理します。高校での探究活動や、将来の進路選択にもつなげられる形にまとめることがねらいです。

4. 3日間のスケジュール

※プログラム内容・時間は変更となる可能性があります(主催者発表)。

日程 内容
Day 1
2/28(日)
福島で学ぶ
JR双葉駅 11:15 集合
・東日本大震災・原子力災害伝承館の見学
・双葉地区でのフィールドワークなど
・ブリティッシュヒルズ到着、チェックイン、夕食
・Reflection(学んだこと・感じたことの振り返り)
Day 2
3/1(月)
考える・英語を磨く
・朝食
・Lesson 1 & 2
・昼食
・Lesson 3 & 4
・夕食
・Preparation(英語発表に向けた内容整理・準備)
Day 3
3/2(火)
英語で発信する
・朝食、チェックアウト
・Lesson 5
・修了式・修了証授与
・昼食
・ブリティッシュヒルズ 13:00 解散
 (新白河駅までは無料シャトルバス利用可能)

1日目に訪れる東日本大震災・原子力災害伝承館は、2020年に双葉町に開館した施設で、地震・津波・原子力災害という複合災害の記録と教訓を国内外へ発信しています。教科書やニュースでは伝わりにくい「その場の空気」を感じられることが、このプログラムの大きな特徴です。

5. 基本情報と費用

日程 2027年2月28日(日)〜3月2日(火)2泊3日
集合・解散 集合:JR双葉駅 11:15
解散:ブリティッシュヒルズ 13:00
   (新白河駅までは無料シャトルバス利用可能)
対象 中学3年生〜高校2年生
募集人数 20名(最小催行人数14名)
お部屋 ドミトリータイプ(洋室ツイン、シャワー・トイレ共用)
※男女の人数によりシングル、3〜4ベッドの部屋になる場合あり
添乗員 2月28日のみ同行(以降は現地係員が対応)
募集締め切り 2026年11月30日(月)
事前・事後研修 事前:2027年2月18日(木)オンライン
事後:2027年3月9日(火)オンライン
旅行代金 98,000円(税込)
申込金20,000円+残額78,000円の分割払いも可

旅行代金に含まれるもの

初日のバス代/宿泊・食事代/レッスン費(教材含む)/旅行保険/初日の見学料/初日の添乗サービス

旅行代金に含まれないもの

自宅からJR双葉駅までの交通費、ブリティッシュヒルズから自宅までの交通費(必要な場合の前泊・後泊費も含む)/お土産などの個人的な費用

6. 中3が申し込む前に確認したい5つのこと

魅力の多いプログラムですが、中学3年生にとっては「高校受験の直後」という時期が最大のポイントになります。申し込む前に、ご家庭で次の点を確認しておきましょう。

① 都立一般入試の合格発表と日程が重なります

令和9年度の都立高校入試(学力検査)は、試験日が2月21日(日)、合格発表が3月1日(月)です。これはプログラムの2日目にあたります。合格発表後の入学手続きや、私立併願校の手続き期限、第二次募集(出願は3月4日)への対応が必要になる可能性もあります。都立一般入試を受ける予定の人は、志望校・併願校の入学手続きの日程を必ず確認し、家族が代わりに手続きできるかどうかも含めて検討してください。推薦入試や私立単願などで2月上旬までに進路が決まる見込みの人のほうが、参加しやすい日程といえます。

② 申込みは受験結果が出る前(11月30日締切)

募集締め切りは11月30日で、受験の結果がわかるよりずっと前です。取消料は旅行開始の20日前(2月8日ごろ)から発生し、20日〜8日前で旅行代金の20%、7日〜2日前で30%、前日40%、当日50%となっています。受験の状況によってキャンセルする可能性がある場合は、この取消料の時期も頭に入れておきましょう。

③ 行き帰りの交通は自分で手配

集合はJR双葉駅(常磐線)で、解散はブリティッシュヒルズ現地です。ブリティッシュヒルズから新白河駅までは、無料のシャトルバスが利用可能です。添乗員の同行は初日のみで、中学生が一人で帰路につく場合のルートも含めて家族で計画しておくと安心です。

④ 受験直前の2月18日に事前研修がある

事前オンライン研修は2月18日(木)。都立一般入試の3日前です。ただし、後日アーカイブでの視聴も可能ですので、受験勉強との兼ね合いをよく考えておきましょう。

⑤ 「総合型選抜に活きる」は使い方しだい

チラシでは「総合型選抜でも活きる」とうたわれていますが、3日間のプログラムに参加したこと自体が、大学入試で評価される実績になるわけではありません。大切なのは、ここで生まれた問いを高校での探究活動や学びにどうつなげていくかです。「大学入試のため」というより、高校生活の最初のテーマを見つけるきっかけとして捉えるほうが、中3にとっては実感に合うでしょう。また、中3は対象学年の中で最年少です。英語レッスンのレベルや、高校生と一緒の班になるのかどうかが気になる場合は、申込み前に問い合わせておくとよいでしょう。

7. まとめ

  • 神田外語グループが運営する「パスポートのいらない英国」で、英国式の寮生活を体験できる
  • 東日本大震災・原子力災害伝承館や双葉地区で学び、それを英語で発信するまでがセット
  • 神田外語大学の学生も取り組んでいる「福島で学び、世界へ伝える」学びの中高生版
  • 事前・事後のオンライン研修で、経験を言葉にして整理できる
  • 都立一般入試の合格発表(3月1日)と重なるため、中3は手続き日程の確認が必須

受験が終わった直後に、まったく違う環境で「自分は何を伝えたいのか」を考える3日間は、高校生活のスタートに向けた良い準備になるかもしれません。一方で、日程や交通の面では中3ならではの確認事項もあります。気になる人は、まず公式サイトで最新情報を確認し、ご家族と相談してみてください。

8. 公式サイト・参考リンク

お問い合わせ・お申込み(旅行企画・実施)

株式会社ブリティッシュ・ヒルズ(福島県知事登録旅行業 第2-401号)

旅行のお問い合わせ:03-3258-5847(9:00〜17:30)

施設:〒962-0622 福島県岩瀬郡天栄村大字田良尾字芝草1-8/TEL 0248-85-1313

Mail:hills@british-hills.co.jp

※申込みは保護者(親権者等)から、ブリティッシュヒルズのホームページ上の申込フォームで行います。申込フォームのQRコードは募集チラシ(PDF)3ページ目に掲載されています。

募集チラシ(PDF)をダウンロード

※本記事の内容は、株式会社ブリティッシュ・ヒルズ発行のチラシ「Premium Series」(旅行条件基準日:2026年10月15日)および各公式サイトの情報をもとに作成しています。最新の情報・詳細な旅行条件は必ず公式サイト・主催者にてご確認ください。