県外から地方公立高への進学を支援する「地域みらい留学奨学金」制度創設_100万円給付
出典:一般財団法人地域・教育魅力化プラットフォ―ム
一般財団法人地域・教育魅力化プラットフォームは「地域みらい留学奨学金」制度を創設した。
この奨学金制度は、中学生が居住する都道府県外の地方公立高校へ進学する「地域みらい留学」を経済的に支援する給付型奨学金。
地域みらい留学は、主に都市部の中学生が地方の公立高校に進学し、その地域で生活をしながら3年間学ぶもの。2019年度の受け入れ開始からの留学生数は累計で4千人を突破し、2025年度は参画する高校数が過去最多の169校(全国35道府県)へと拡大した。
少人数教育による個別最適化、偏差値重視からの脱却、総合型選抜や推薦入試を中心に多様な進路選択ができることなどから、近年注目されている。
この奨学金制度は、経済的事情により「地方で学ぶ」という選択肢を諦めざるを得ない中学生に向けた取り組み。高校3年間の支給額は 総額100万円(1年次40万円、2・3年次各30万円)で、完全給付型返済不要の奨学金。2026年3月に中学校卒業予定で居住地の都道府県外の高校への地域みらい留学予定者が対象で約30名が採用予定。
応募条件としては、2026年4月より地域みらい留学をする明確な意志があること、経済的支援の必要性(目安として、前年度の所得910万円未満)、奨学生としての活動(レポート提出、交流会参加等)への協力などがある。
2025年8月31日が応募締切で、書類審査、オンライン面接などが行われる。
詳しくはWebサイトをご確認ください。
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