【連載】我が家の中学高校受験体験記 No.2
RESMOでは「我が家の中学高校受験体験記」と称して、よくある合格のノウハウではなく、保護者として、家族 としてどう向き合ってきたかを受験経験者の皆様にお伺いして連載します。受験が初めての方もそうでない方も、志望校の難易度に関わらず、大変参考になる体験談を集めました!保護者必見です!
体験記No.2
【投稿名】
Rさん
【受験分類】
私立高校受験、都立高校受験
【受験学校名】
私立早稲田実業学校高等部、都立駒場高校
【志望高校を決めるまでの経緯と決めた理由】
本人が将来大学でやりたいことがはっきりとしていたため、そこから逆算して高校を選びました。
大学附属を志望したのは、その大学へ将来進学したいので、高校で入っておけば大学受験をしなくて良いため、高校に通っている間に自分の興味のあることに時間が使えるので、高校生活を有意義に過ごせると思ったからです。第2志望の都立高校は、大学でやりたい分野のことが高校で学べるとのことで、専門性の高い都立高校を志望しました。
【受験期間に感じたこと】
高校受験をしようと決めたのが中3の春でしたので、遅めのスタートでした。
本人の志望校は割としっかりと決まっていたのですが、そこに到達するまでの学力にもっていくには期間が短いので、なかなか厳しい受験にはなるのは重々承知しでした。ただ本人の志望校への希望が強く、それがやる気に繋がり、受験をしようと決めてからは割とすんなりと集中して勉強に取り組んでいたと思います。
また、同じような気持ちで頑張る仲間がいたのも大きな原動力となっていたと思います。受験が近づくにつれて、自習室に毎日通い遅くまで勉強できたのも、そこが大きかったのではないかなと思っています。
塾も近所でしたので行き帰りの時間のロスやストレスもなく有効的に時間を使えたと思いますし、夜遅くになっても親の通塾の心配や負担も少なくて済みました。
【いま当時に戻るなら】
もっと早い段階で高校受験をすると決めて動き始めていれば、焦らずに気持ちにもゆとりをもって勉強に取り組めることが出来たと思います。
【受験して良かった点、悪かった点】
自分で志望した高校受験でしたので、本人にとっては大きなチャレンジで自分を知る機会になったと思います。
本人のやる気があった反面、不安も大きかったと思います。年を越してからは学校へはいかず受験勉強に専念したいとのことで、自習室で勉強する日々が続きました。そのため、中学校最後の学校での行事などへの参加は出来ないこともありましたが、それだけ受験へ気持ちが向いていましたし、頑張ったと言える日々を過ごしたと思います。
【受験にかかる費用について】
受験準備期間が短いため総額では少ないのかもしれませんが、受験に必要な科目分の毎月の受講料と模試料、英検などの検定料などがかかり、おそらく私立中学の毎月の学費分くらいが毎月塾費用としてかかってるイメージだと思います。
【入学後の費用感】
学費の他に、部活をやっていますので、最初にウェアをそろえたり、毎月の部費や遠征費などが結構かかるイメージです。また試合の時も結構遠くの会場まで行くこともあり、その交通費も結構かかります。
【これから受験を迎える保護者(または生徒)へメッセージ】
高校受験は、高校だけではなくその先の進路なども見据えて学校選びをすると良いのではないかと思います。選ぶ学校の環境によって生徒さんのその後の志望先も違うでしょうが、同じような温度感で頑張って行けそう仲間がいる学校を選べたら、ご本人の高校生活も充実したものとなるのではないかと思います。
(おわり)