都立六郷工科、令和7年度より既存学科を1つに統合へ
出典:東京都教育委員会
東京都教育委員会は、令和7年4月に、東京都立六郷工科高等学校における学科改編を発表した。
現在ある5学科を、「ものづくり工学科」の1学科に統合する。
この学科改編は、令和4年2月に策定した「Society5.0を支える工業高校の実現に向けた戦略プロジェクト Next Kogyo START Project」に基づいて行われる。単位制の強みを生かした教科横断的な学びを展開し、幅広い工業分野に関する複合的な専門知識を身に付け、地域のものづくり産業の持続的な成長に貢献できる人材の育成に向け、教育の充実に一層取り組んでいく。
六郷高校は今回の学科改編で、既存のプロダクト工学科、オートモビル工学科、システム工学科、デザイン工学科、デュアルシステム科の5学科から「ものづくり工学科」の1学科に統合する。入学後のミスマッチを防ぎ、さまざまな工業分野の学びを通じて、やりたいことが確実に見つかる学校を目指す。
新しい「ものづくり工学科」の1年次では機械、自動車、電気、情報、デザインなど幅広い分野を学び、2年次以降はものづくりに関連した分野など興味関心がある専門知識を身につけることができる。卒業後は、就職だけではなく工科高校の強みを生かした指導を通じて、総合型選抜を活用し、理工系大学や美術系大学の進学を目指すこともできる。
なお、令和7年度の学級数及び生徒数については、令和6年10月ごろに発表される予定。
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