令和7年東京都立高等学校入学者選抜学力検査結果の調査について_理科の平均点は前年度7.6点減
出典:東京都
東京都教育委員会は、令和7年東京都立高等学校入学者選抜学力検査結果に関する調査の結果について公表した。
この調査は、令和7年度東京都立高等学校入学者選抜学力検査問題における出題の基本方針に基づき東京都教育委員会が作成した学力検査問題を受検した者について、その学力の実態を把握すること、各教科・各問の正答及び誤答を分析し、その結果を公表することで、各学校における教科指導の改善を目的として実施されている。
令和7年度の第一次募集・分割前期募集は2月21日に実施された。
各教科の平均点は、国語が75.0点(前年度から0.9点増)、数学が60.4点(前年度から1.3点減)、英語が63.7点(前年度から3.2点減)、社会が59.9点(前年度4.4点増)、理科59.2点(前年度7.6点減)。
最も平均点が低かった理科では、分布のピークが昨年度の84~87点から76点~79点に移り、80点以上の受検者の割合は26.1%から23.0%に減少した。
理科の授業の改善点のポイントとしては、図や実験結果を分析し、原理や法則などを深められる探究の過程を通して思考力、判断力を育成する学習活動、探究の過程を通して、原子や分子のモデルを用いて考察し、微視的に事物・現象を捉える学習活動の充実を図ることが挙げられている。
詳しくはWebサイトをご確認ください。
リンク