中1・中2の今こそ準備 「中3で後悔しない」ために 親子でやること

中1・中2の保護者へ | 先手の進路準備

中1・中2の今こそ準備
「中3で後悔しない」ために
親子でやること

「あのとき動いておけば」と言わせない、2学年分の先手行動リスト

「うちの子はまだ中1(中2)だから受験は先の話」——そう思っていると、気づいたときには手遅れになっていることがあります。高校受験は「中3になってから頑張る」では間に合わない側面が確実にあります。今回は、中1・中2のうちに親子でやっておくべきことを、具体的に紹介します。

なぜ「今」が重要なのか

東京都の公立高校入試では、中1〜中3の内申点が合否に影響します。特に都立高校の一般入試では内申点と当日点の比率が3:7または4:6で設定されており、3年間の積み上げが点数に刻まれる仕組みです。「中3で巻き返せばいい」という発想は、すでに積み上がった内申点の不利を当日の試験で跳ね返す必要があることを意味します。

中1・中2のうちに手を打てることリスト

内申の蓄積 提出物・授業態度を1年生から習慣化する
基礎学力 数学・英語の穴を中2までに塞いでおく
進路情報 高校の種類・選び方の基準を早期に知る
習慣形成 毎日の勉強習慣を「ルーティン」として定着させる

中1でやること

① 提出物の習慣を「最初から」つくる

中学生活が始まった最初の学期が最も重要です。「提出物は期限前に出す」という習慣を1年生のうちに定着させてしまえば、中3まで維持できます。逆に1年生で怠ると「出さない子」という意識が根付いてしまいます。

② 「好きな教科」を1つ伸ばす

中1は苦手克服より「得意を作る」時期です。好きな教科で「わかる・できる」という体験を積むと、他教科に取り組む意欲のエンジンになります。

③ 「どんな高校があるか」を雑談レベルで話す

進路の話を「受験の話」として重くするのではなく、「こんな高校があるんだって」という雑談から始めるのが理想です。説明会のパンフレット・RESMOの記事などを自然に目に触れる場所に置いてみてください。

中2でやること

① 数学・英語の「穴」を発見して塞ぐ

数学・英語は積み上げ型の教科で、中1の内容に穴があると中2・中3の内容が理解できません。中2の夏前に「自分がどこでつまずいているか」を確認し、集中的に補強しておくことが最優先です。

② 学校説明会に初めて行く

中2から学校説明会に参加しているご家庭は明らかに選択肢が広がります。「受験生でないから行ってはいけない」ということはありません。むしろ中2のうちに2〜3校見ておくと、志望校の解像度が格段に高まります。

③ 毎日の勉強習慣を30分から固める

中3で「急に毎日2時間勉強する」は非常に難しい。中2のうちに「毎日30分は机に向かう」習慣を定着させておくと、中3でその習慣を延長するだけで済みます。

📋 まとめ

  • 内申点は3年分の積み上げ。中1・中2の行動が合否に影響する
  • 中1は「習慣の土台」と「得意を作る」が最優先
  • 中2は「数英の穴を塞ぐ」「説明会に行く」「勉強習慣を定着」
  • 進路の話は「受験」として重くせず、雑談から始めると子どもが開く