【中学3年生の1年間をどう過ごす?】高校受験のスケジュール
中学3年生になるといよいよ高校受験が本格化してきます。
受験生になって、受験までのこの1年間をどうやって過ごそうか考えている人も多いのではないでしょうか。
今回は中学3年生の1年間の大まかなスケジュールを図にまとめました。
事前に確認しておけば、どの時期に何をすればいいか、
いつまでに志望校を決めれば良いのか、何を勉強すればいいかなど計画を立てることができます。
ぜひ参考にしてみてください!
高校受験のスケジュール
学校関連の行事
定期試験
受験生になっても、もちろん定期試験があります。
学力を上げるために重要なのはもちろんですが、受験で使用する内申点に関わってくるので
しっかりとスケジュールを把握し、対策をしましょう。
2学期制の場合は学校によって時期が異なりますが、3学期制の場合の大まかなスケジュールはこちらです。
◎1学期
中間:5月中旬〜下旬
期末:6月下旬〜7月上旬
◎2学期
中間:10月上旬〜中旬
期末:11月下旬
◎3学期
学年末:2月中旬〜下旬
2学期の中間の時期に修学旅行や体育祭がある学校も多いので、
自分の学校の行事の日程も併せて確認しておきましょう。
三者面談・評定告知
11月下旬〜12月ごろに多くの中学校で三者面談が行われ、
この三者面談で受験に使用する評定(内申点)が告知されます。
私立の推薦入試や併願優遇を利用する場合には、
この三者面談で担任の先生にどの私立高校を受験するか相談する必要があります。
模試
多くの模試は、中学3年生の6月以降から毎月実施されています。
都立模試・私立模試・都立自校作成対策模試など種類があります。
毎月受験する必要はありませんが、学校の定期試験とは異なる本番に近い緊張感を持って試験を受けられ、
自分の実力を知ることもできるので、受けられるタイミングで何度か受験しておきましょう。
受験者も増えてきて、ある程度実力がついている状態の夏休み以降に受けるのがおすすめです。
志望校決め
志望校決めは、もう決まっている方もいるかもしれませんが、
決まっていない方は大まかに以下のスケジュールで進めてみましょう。
◎〜9月
9月ごろまでは、合同説明会・学校見学。個別相談会などに参加し、
多くの学校の話を聞いて、志望校の候補をいくつか見つけておきましょう。
絶対にここがいい!という第一志望が決まっていても、
他の学校の話も聞いて比較してみると、その学校が第一志望でいいのか、
あるいは他の学校の方が自分に合っていそうなのかなど再確認することできるのでおすすめです。
併願校にも入学する可能性があるため、偏差値やアクセスだけで決めるのではなく、
しっかりと話を聞いて学校の雰囲気などを知った上で候補を見つけておきましょう。
◎〜11月
11月ごろまでには、志望校の候補の中から、第一志望、第二志望、併願校などの絞り込みをしておきましょう。
もう一度話を聞きに行ったり、在校生に知り合いがいたら話を聞いてみたりするのもいいかもしれません。
推薦入試や併願優遇を受ける予定であれば、入試相談(※後述)が12月10日〜15日ごろに実施されるため、
その前までに個別相談に行き、出願条件を満たしているか確認しておきましょう!
◎〜出願
受験校が決まったら、出願日や試験日をあらためて確認し、出願の準備をしておきましょう。
入試
入試相談
私立高校を受験する場合には、12月10日〜15日ごろに在籍する中学校の先生と高校の先生の間で、
志望する生徒の推薦入試や併願優遇制度での合格の可能性を提示される「入試相談」というものが行われます。
学校によっては、事前にその高校の出願条件(内申点や欠席日数など)を満たしているか、
直接その高校と「個別相談」をする必要があるので、志望校が決まったら個別相談にいっておきましょう!
入試
私立高校の入試は例年、推薦入試は1/22ごろから、一般入試は2/10ごろから始まります。
私立高校は学校によって試験日が違うので、複数の学校を受験をする場合には日程が被らないように確認が必要です。
2023年の都立高校の入試は、推薦入試が1/26~27、一般入試の一次募集は2/21に行われました。
例年この時期に行われています。
まとめ
受験生1年間のスケジュールは確認できたでしょうか?
この1年は受験勉強だけではなく、定期試験、学校行事、模試、志望校決めなどやることがたくさんあるので、
しっかりとスケジュールを立てておくことが重要になってきます。
無理せず体調に気をつけて頑張りましょう!