【中学3年生の1年間をどう過ごす?】高校受験のスケジュール【神奈川編】

中学3年生になるといよいよ高校受験が本格化してきます。

神奈川県の高校受験は、近年「面接の原則廃止」や、上位校での「特色検査」、私立独自の「書類選考」など、制度が大きく変化・発展しています。

 

今回は神奈川県の中学3年生の1年間の大まかなスケジュールと、最新の入試トレンドを解説付きの図にまとめました。

正しい情報を手に入れて、ブレない受験戦略を組み立てていきましょう!

 


 高校受験のスケジュール(神奈川県版)

 

 

学校関連の行事&内申点の決定方法

定期試験(中3の内申は『2倍』の重み)

神奈川県の公立高校入試(共通選抜)では、内申点の計算方法が極めて独特です。「中2の学年評定(45点満点)」+「中3の2学期評定×2(90点満点)」の計135点満点で計算されます。つまり、中3の成績は中2の2倍のウエイトを持っています。

前期・後期制(2学期制)を採用している中学校が多いため、試験日程は学校ごとに異なりますが、大まかなスケジュールはこちらです。

◎前期(2学期制の場合)

中間:6月中旬 / 期末:9月上旬〜中旬(※前期評定が出ます)

 

◎後期(最重要:受験内申の確定)

期末:11月中旬〜下旬(※この試験結果を元に、入試用の内申が11月末に確定します)

 

神奈川県対応の会場模試

神奈川県内の受験生が最も多く受験するのが、伸学工房が主催する「神奈川県全県模試」です。

神奈川の公立高校一般入試は、記述問題や独特な出題形式(問2の小問集合、各教科の長文問題など)が特徴のため、問題形式に慣れる意味でも、夏休み以降(8月・9月〜)は定期的に全県模試を受けて志望校内の位置を確認しましょう。

 

私立の「書類選考」と志望校決め

神奈川県の私立高校入試の特徴として、多くの学校で導入されている「書類選考入試」があります。これは、当日の筆記試験を行わず、中学3年間の内申点や活動実績の書類提出だけで合否を判定するシステムです。

11月下旬に内申点が判明した段階で、どの私立高校の書類選考(または専願・併願推薦)の基準をクリアしているかを判断し、12月の三者面談で中学校の先生を通じて「入試相談」を行います。

 

公立入試の最新トピック&スケジュール

近年最大の変更点として、公立共通選抜(一般入試)において、それまで全員必須だった「面接」が原則として廃止されました。これにより、選考は「学力検査+内申点」の2軸が基本となっています。

入試本番のタイムライン

  • 1月22日頃〜:私立高校 推薦入試
  • 1月下旬〜2月上旬:公立高校 願望提出・志願変更期間
  • 2月10日〜12日頃:私立高校 一般入試(書類選考・併願入試)
  • 2月14日頃神奈川県公立高校 共通選抜(学力検査:5教科)★天王山
  • 2月14日〜17日頃:公立高校 「特色検査」(実施校のみ)

※横浜翠嵐、湘南、柏陽、希望ヶ丘、厚木といった上位の「学力向上進学重点校」などでは、5教科の試験に加えて、論理的思考力を問う記述式の記述試験「特色検査(自己表現)」が課されます。こちらの対策も秋以降、過去問を用いて徹底的に行う必要があります。

 


 まとめ

神奈川県の高校受験は「中3の成績2倍」を意識した11月までの内申点集め、そして2月14日頃の学力検査(および上位校の特色検査)に向けた実戦力強化の2つのフェーズに分かれます。

私立の書類選考を上手く組み込んで精神的なゆとりを作り、本命の公立入試へと勝負をかけましょう。体調に気をつけて頑張ってください!