【中学3年生の1年間をどう過ごす?】高校受験のスケジュール【埼玉編】
中学3年生になるといよいよ高校受験が本格化してきます。
埼玉県内の中学生にとって、県立高校の一発勝負や、私立高校特有のシステムなど、独自の受験戦略が必要な1年間が始まります。
今回は埼玉県の中学3年生の1年間のスケジュールと、「北辰テスト」「個別相談」といった超重要キーワードを網羅して図と文章にまとめました。
しっかり流れを把握して、一歩リードした受験計画を立てましょう!
高校受験のスケジュール(埼玉県版)
学校関連の行事&内申点の特徴
定期試験(中3の比重は最大3倍!)
埼玉県の県立入試では、中1・中2の内申点も合否に関わりますが、多くの学校が「1:1:2」や「1:1:3」のように中3の内申点を2〜3倍と重く評価します。また、私立高校の「確約(目安)」をもらうためにも中3の1学期・2学期の通知表評定がダイレクトに影響するため、5月〜11月の定期試験は毎回が決勝戦です。
◎1学期:私立の目安や夏以降の基準になる
中間:5月中旬〜下旬 / 期末:6月下旬〜7月上旬
◎2学期:県立・私立ともに命運を握る最終ライン
中間:10月上旬〜中旬 / 期末:11月下旬(※ここで中3内申が確定)
埼玉県独自の超重要システム
北辰テストの活用と私立の個別相談(確約制度)
埼玉県の高校受験生がほぼ全員受けるのが、民間の会場模試「北辰テスト」です。中3の4月から12月まで毎月実施されますが、特に7月・9月・10月・11月・12月の結果(偏差値)が極めて重要になります。
埼玉の私立高校の多くは、この北辰テストの「良い方から2回分の平均偏差値」や内申点を持って、秋(9月〜12月)に高校で開催される「個別相談会」に行くことで、入試本番前に実質的な合格基準をクリアした証(いわゆる確約・相談目安)をもらえる仕組みになっています。そのため、秋は毎週末のように私立高校の個別相談に足を運ぶことになります。
志望校絞り込みと県立入試の特徴
◎〜8月:合同説明会・学校見学
夏に開催される大規模な公立・私立の合同進学相談会などを利用し、候補となる学校をリストアップします。
◎9月〜12月:北辰テストスパート&私立個別相談
毎月の北辰テストで結果を出しつつ、11月〜12月の中学校三者面談までに、併願する私立高校の個別相談基準をクリアさせておくのが王道ルートです。
入試本番のタイムライン
埼玉県は私立入試のスタートが1月下旬と早く、ここで大半の受験生が1校以上の合格を確保した上で、2月下旬の県立一発勝負に臨みます。
- 1月22日〜24日頃:私立高校 入試解禁(単願・併願ともに一斉実施)
- 2月中旬:県立高校 出願・志願先変更期間
- 2月20日前後:埼玉県立高校 一般学力検査(5教科一発勝負)★天王山
※実技や面接を課す一部の学校・学科は翌日に実施。
※県立上位校(浦和、大宮、浦和第一女子、川越、熊谷など約20校強)では、数学と英語で難易度の高い「学校選択問題」が課されるため、秋以降は過去問を使った専用の対策が必須です。
まとめ
埼玉県の高校受験は「秋までの北辰テストでどれだけ偏差値を出し、私立の安全圏を確保できるか」そして「2月下旬の県立一般入試に向けて5教科の記述力をどこまで引き上げられるか」が全てです。
やることが明確な分、スケジュール管理が勝敗を分けます。体調管理に気をつけて、1年間走りきりましょう!